
〜整備士からWebクリエイターを目指した、リアルな挫折と葛藤の記録〜
自分と向き合って道を決める
「未経験から異業種へ転職成功!」
「半年でフリーランスエンジニアになれました!」
SNSには、こんな成功談が溢れている。
でも、俺の経験は違う。
全然うまくいってない。
今回は、整備士からWebクリエイターを目指した俺の、
リアルな挫折と葛藤の記録を書く。
綺麗事は一切なし。
ただの現実。
第1章:整備士という仕事の終焉
前職は車の整備士
俺の前職は、車の整備士。
「じゃあ、その業界に戻ればいいじゃん」
そう思う人もいるだろう。
でも、無理なんだ。
この業界は、終わってる。
昔と今の整備士の仕事は別物
昔の整備士は、職人だった。
- 故障した車を診断
- 原因を突き止めて
- パーツを交換・修理
- 車が再び走れるようにする
これが、整備士の仕事だった。
やりがいもあった。
技術も身についた。
でも、今は違う。
今の整備士の仕事
今の整備士の仕事は、
- 点検
- 洗車
これがメイン。
「え、それだけ?」
そう、それだけ。
たまに、古い車や事故車をガッツリ直すことはある。
でも、ほとんどない。
最近の車は、そもそも壊れない。
電子制御が進んで、故障も少ない。
だから、修理の仕事がない。
賃金も安い
しかも、賃金が安い。
点検と洗車ばかりで、給料は上がらない。
サービス業みたいに、客の面倒ばかり見る。
hiroyuki「お客様のクレーム対応」
「調べればわかるようなことを説明する」
「車のマニュアルにすべて書いてある」
DoCoMoの携帯ショップみたいな年配の人に電子機器の使い方を有料で教えて、追加の商品を販売するやり方と全く同じです。
第2章:Webクリエイターを目指した理由
「手に職をつければ食える」という幻想
整備士を辞めて、次に何をするか。
考えた結果
「Webクリエイターになろう」
そう決めた。
- パソコンがあればできる
- 場所を選ばない
- フリーランスになれる
- 手に職がつく
「手に職をつければ、食える」
そう信じていた。
半年間、必死で学習
俺は、半年間、必死で学習した。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- WordPress
- デザインの基礎
毎日、何時間も勉強した。
そして、実際にWebサイトを制作できるようになった。
ポートフォリオも作成



複数のサイトを制作して、
ポートフォリオも作った。
「これで、仕事が取れる」
そう思った。
第3章:フリーランスの現実
いざ、フリーランスへ
俺は、フリーランスとして活動を始めた。
クラウドソーシングサイトに登録。
- クラウドワークス
- ランサーズ
案件に応募しまくった。
でも、
全く仕事が取れない。
ライバルが多すぎる
応募しても、返事すら来ない。
たまに返事が来ても、
「他の方に決まりました」
理由は明白。
ライバルが多すぎる。
しかも、実績がある人ばかり。
未経験の俺には、勝ち目がない。
単価が安すぎる
たまに、仕事を取れることもあった。
でも、単価が安い。
- 「Webサイト制作:3万円」
- 「LP制作:1万円」
は?
何時間かけて作ると思ってるんだ。
時給換算したら、バイト以下。
モチベーションが維持できない
ライバルが多い。
単価が安い。
仕事が取れない。
全然モチベーションが維持できなかった。
「これ、続ける意味あるのか?」
そう思い始めた。
第4章:考え方を変えた
「誰かの仕事を受ける」のをやめた
俺は、考え方を変えることにした。
「誰かの仕事を受けるのをやめよう」
なぜなら、
誰かに言われたものを制作するのは、中々モチベーションが上がらない。
俺は、そういう人間だった。
自分でサービスを作成・販売する
じゃあ、どうするか。
自分でサービスを作成して、販売する。
これなら、
- 自分のペースでできる
- 好きなものが作れる
- 納期に追われない
「これだ」
そう思った。
実際に作ったもの
俺は、実際にいくつかのサービスを作った。



- ブログ運営2個
- プログラミング学習用のWebサイト
- Webサイトの販売ページ
全て、自分で企画・制作・運営。
しかし、収益は出ていない
でも、現実は厳しい。
いまだに収益は出ていない。
「この方法は時間がかかる」
そう言われている。
確かに、時間がかかる。
でも、他に方法が見つからない。
第5章:UE5でゲーム制作も始めた
次の挑戦:ゲーム制作
俺は、次の挑戦も始めた。
UE5(Unreal Engine 5)でゲーム制作。
これも、同じ考え。
自分で作って、販売する。
誰かに依頼されるのではなく、
自分の好きなものを作る。
まだ学習中
今は、まだ学習中。
UE5は、Webサイト制作とは全く違う。
- 3Dモデリング
- アニメーション
- プログラミング(C++、Blueprint)
- ゲームデザイン
覚えることが山ほどある。
でも、楽しい。
自分の作りたいものを作ってるから。
第6章:就職活動の現実
収入がないと生きていけない
でも、現実問題として、
収入がないと生きていけない。
ブログもゲームも、収益化には時間がかかる。
だから、就職しようと考えた。
Web関係に応募しても落とされる
俺は、Web関係の企業に応募した。
- Webデザイナー
- フロントエンドエンジニア
- コーダー
でも、
全部落とされた。
理由は、実務経験がないから。
ポートフォリオを見せても、
「実務経験がないと厳しいです」
この一言で終わり。
受かるのは、ゲームデバッガーやSES派遣
唯一受かったのは、
- ゲームデバッガー
- SES(システムエンジニアリングサービス)の派遣
しょうもない場所ばかり。
ゲームデバッガーの現実
ゲームデバッガーの話を聞いた。
「最初は、バグチェックの仕事をします」
「勉強しながら、タイミングがあれば開発の仕事に派遣されます」
は?
つまり、
最初から違う仕事をして、タイミング次第で本来やりたい仕事に就けるかもしれない。
そんなの、
ただこき使われるだけじゃないか。
SES派遣も同じ
SES派遣も同じ。
「最初は、簡単な作業から」
「経験を積んで、ステップアップしていきます」
綺麗事ばかり。
実際は、
安い賃金で、雑用ばかりやらされる。
そんなの、目に見えている。
第7章:家電修理の仕事を始める
業務委託の家電修理
俺は、考えた。
Web関係の就職は無理。
ゲームデバッガーやSES派遣は行きたくない。
じゃあ、どうするか。
業務委託の家電修理の仕事を始めることにした。



2025/11/3
まだ正式に決まっていない
やることは確定だけどいつからかは顔合わせが1週間後でそれで決定
それまでは、収入0円です。😅
なぜ家電修理?
なぜ家電修理なのか。
- 整備士の経験が活かせる(修理スキル)
- 業務委託だから、ある程度自由がある
- 収入が得られる
- エアコンクリーニングの業務委託もしていた経歴有
完璧ではないが、
今のところ、これがベストな選択だと思った。
第8章:未経験フリーランスの現実
未経験フリーランスになれる人は一握り
ここで、はっきり言っておく。
未経験からフリーランスになれる人は、ほんの一握り。
SNSで見かける「未経験から成功!」は、
- 運が良かった
- 人脈があった
- SNSでの発信が上手かった
- もともとスキルがあった
こういう人たち。
普通の人には、無理。
副業でやるなら確率はある
ただし、
副業でやるなら、まだ確率はある。
本業で収入を得ながら、
副業でスキルを磨く。
実績を作って、
いずれ独立する。
これなら、リスクが低い。
でも、それでも
こき使われて終わり
の場合が多い。
第9章:未経験を育てるスクールの闇
スクールが一番儲かっている
ここで、もう一つの現実を語る。
未経験を育てるスクールが、一番儲かっている。
- プログラミングスクール
- Webデザインスクール
- 動画編集スクール
これらが乱立している。
スクールの謳い文句
スクールの謳い文句は、
- 「未経験からエンジニアになれる!」
- 「半年でフリーランスデビュー!」
- 「転職保証付き!」
魅力的に見える。
でも、現実は違う。
スクールを卒業しても仕事は取れない
スクールを卒業しても、
仕事は取れない。
なぜなら、
- ライバルが多すぎる
- 実務経験がない
- スクール卒業生はみんな同じスキル
差別化ができない。
スクールだけが儲かる
結局、儲かっているのは、
スクールだけ。
生徒は、高い受講料を払って、
スキルは身についても、
仕事は取れない。
これが現実。
第10章:AIの発達と人間の限界
AIの進化が止まらない
さらに、追い打ちをかけるように、
AIが発達している。
- ChatGPTでコードが書ける
- AIがデザインを生成
- AI動画編集
人の力 + AI
これが、今の時代。
速さ × 正確さ × 精度
AIを使えば、
- 速さ
- 正確さ
- 精度
全てが向上する。
人間だけでは、限界がある。
便利なアプリ・システムの登場
さらに、
便利なアプリやシステムが、どんどん開発されている。
企業は、
人件費よりも、アプリに課金した方が効率的
と気づき始めている。
つまり、
人間の仕事が減っている。
第11章:企業が求める「人手不足」の正体
企業は人手不足と言っているが
企業は、口を揃えて言う。
「人手不足です」
「人材が足りません」
でも、本当にそうなのか?
企業が本当に求めているもの
企業が本当に求めているのは、
何でも言うことを聞く奴隷。
- 安い賃金
- 少ない休み
- ルールに従え
- 文句を言うな
こういう人を求めている。
だから人手不足
でも、そんな条件で働きたい人は、いない。
だから、
人手不足なのだ。
面接で「やりがい」を聞いても無駄
面接で、
「この会社のやりがいは何ですか?」
と聞いても、
返ってくるのは綺麗事ばかり。
実際に入社してみると、
やりがいなんてない。
だから、すぐ辞める人が多い。
第12章:未経験から異業種変更の現実
話がそれてしまったが
話がそれてしまったが、本題に戻る。
未経験から異業種変更は、可能なのか?
可能な人の条件
可能な人の条件は、
- 教えてくれる人がいる
- 仕事が確保できる環境にいる
- 人脈や友達が多い
この3つが揃っていれば、
可能。
俺みたいな人には難しい
でも、俺みたいな、
- 人脈がない
- 友達が少ない
- 教えてくれる人がいない
こういう人には、
難しい。
運があればできるかもしれない
運があれば、できるかもしれない。
でも、最近は、
人が多すぎて、運も味方しない。
「未経験から人生変わった」の真実
よく見かける、
「未経験から異業種変更して、人生変わった!」
という話。
これは、
ほぼない。
あったとしても、
それは、
自分の性格と努力の結晶
から成るもの。
誰でもできるわけじゃない。
第13章:フリーランスに向いている人
フリーランスに向いている人の特徴
フリーランスに向いている人は、
- ものすごくスキルがある
- 人脈がある
- SNSなどに抵抗がない
この3つが揃っている人。
スキルは後からついてくる?
「スキルは、やっているうちについてくる」
これは、半分正解。
でも、
基本ができていないとダメ。
基本ができていない状態で、
いくら続けても、
成長は遅い。
人脈とSNS
人脈とSNS。
これが、実は一番重要。
どんなにスキルがあっても、
仕事を取れなければ意味がない。
仕事を取るには、
- 人脈
- SNSでの発信
これが必須。
第14章:俺の道
俺は自分の向かう先を決めた
俺は、
自分の向かう先を決めた。
- ブログ運営
- Webサービス制作
- UE5でゲーム制作
- 業務委託の家電修理(収入源)
これらを並行して進める。
収益化には時間がかかる。
でも、諦めない。
誰かに言われた仕事はやらない
俺は、
誰かに言われた仕事は、やらない。
モチベーションが上がらないから。
自分の作りたいものを作る。
これが、俺のスタイル。
不安もある
もちろん、不安もある。
- 本当に収益が出るのか?
- このままで大丈夫なのか?
- 時間を無駄にしているだけじゃないのか?
でも、
やるしかない。
第15章:あなたへのメッセージ
もしあなたも悩んでいたら
もしあなたも、
- 異業種への転職を考えている
- フリーランスになりたい
- でも、どうすればいいか分からない
そう悩んでいたら、
自分と向き合って、道を決めてほしい。
綺麗事じゃない現実を知る
まず、
綺麗事じゃない現実を知ること。
- 未経験からフリーランスは難しい
- ライバルが多すぎる
- 単価が安すぎる
- 企業は奴隷を求めている
- スクールだけが儲かっている
これが現実。
それでも挑戦するか決める
その上で、
それでも挑戦するか、決める。
挑戦するなら、
- 覚悟を持つ
- 長期戦になることを理解する
- 副業から始める
これが大事。
自分に合った道を選ぶ
そして、
自分に合った道を選ぶ。
俺は、
- 誰かに言われた仕事はやらない
- 自分で作って販売する
これが合っている。
でも、あなたには、
- 会社で働く方が合っているかもしれない
- 副業の方が合っているかもしれない
人それぞれ。
最終章:自分と向き合う
正解はない
人生に、正解はない。
どの道を選んでも、
後悔することはある。
大事なのは、
自分で決めること。
他人の成功談に惑わされるな
SNSには、成功談が溢れている。
でも、
他人の成功談に惑わされるな。
あなたには、あなたの道がある。
失敗してもいい
失敗してもいい。
俺も、今のところ、
全然うまくいってない。
でも、諦めてない。
自分と向き合って、道を決めろ
最後にもう一度言う。
自分と向き合って、道を決めろ。
誰かの意見じゃない。
自分の意志で。
















