
合法ギャンブルが当たり前になった社会の疑問点
最近、パチンコの動画をSNSやYouTubeでよく見かけませんか?
煌びやかな演出、大当たりの快感、リアクション芸…。一見エンタメに見えますが、その裏には深刻な問題が潜んでいます。
パチンコ業界は衰退しているはずなのに、なぜまだ巨大産業なのか?
日本は不景気で、可処分所得もどんどん減っています。遊技人口も減少し、閉店するパチンコ店も多いのが現実です。
それでも業界は生き残っています。なぜか?
▶ 一人当たりの出資額が増えているから
規制強化によって「射幸性は抑えられた」と言われていますが、実態はその逆です。
今では1/499という過激なスペックが登場し、かつての「マックスタイプ」以上に危険な台が溢れています。
さらに「ラッキートリガー」なるシステムが導入され、もはや遊技ではなくギャンブルです。
なぜパチンコだけが許されているのか?
ネットカジノは禁止、オンライン賭博は違法、なのにパチンコはなぜOKなのでしょうか?
その理由に使われるのが「三店方式」という“建前”。
要するに、「お金のやり取りは直接してませんよ」と言い張るシステムです。
その一方で日本は堂々とカジノ建設を進めています。矛盾していますよね?
SNSとドーパミン破壊の時代
今のSNSは、ドーパミンを刺激する動画と広告であふれています。
パチンコ動画、スロット、競馬―1時の興奮で再生されまくり、それがまた新しい中毒者を生みます。
その合間に流れる広告は…
- 詐欺っぽい株の必勝法
- よく分からない副業紹介
- 根拠のない育毛・脱毛・増大商品
- 「声を褒められた経験」って何?
- 謎の自称成功者の講座
……マジでひどすぎる。
僕はパチンコをやめられた
かつて僕も、4号機時代にはパチンコを打っていました。
しかし今は全く勝てず、完全に辞めることができました。
それなのに、いまだに新台が次々と出て、動画では大勝ちの演出ばかり。
誰のための産業なんでしょうか?
パチンコにお金を吸われる国
税金は上がり、所得は下がり、それでもギャンブルには金が吸い込まれる。
儲かるのは、ローン会社、税務署、ギャンブル業界―そういう構造です。
■ みんな、気づこう。
面白そうな動画、刺激的な広告、でもそれに乗せられてはいけません。
見ない。行かない。触れない。
それが、この仕組みを終わらせる一歩です。
最後に
今回はパチンコをテーマにしましたが、これは氷山の一角です。
動画、SNS、広告―この時代の狂気を見抜き、立ち止まることが必要です。
冷静に考えましょう。娯楽の顔をした、合法のギャンブルで人生をすり減らしていいのか?
本当に大切なことに、お金と時間を使いましょう。